指名を続けてもらうためのアフターフォロー
「2キャバクラの指名制度って実際どんな感じ?」でご説明しました通り、キャバクラの指名制度は、永久指名ではありません。
ですから、お客さんに一度指名してもらったからと言って、「この人は私のお客さん♪」とあぐらをかいてはいけません。
次に来店した時も、自分を指名してくれるとは限らないんです。
次に繁華街で飲む時も、「うちのお店に来て」、さらに「自分を指名してもらえるように」働きかけないといけないんです。
これを、皆さまご存じ“営業”と呼びますね。
キャバ嬢としてお客さんに営業をするなら、どんな方法が効果的なのでしょうか?
まず、お客さんに電話やメール・ラインなどで営業をかけるには、当然ながら相手の連絡先をゲットせねばなりません。
例え、フリーのまま場内指名してくれなかったとしても、連絡先の交換、もしくはこちらが連絡先を聞くようにしてくださいね!
たまに、名刺にメールアドレスなどを書いて渡す、という方法を取るキャストさんもいますが、どちらかというとそれは消極的な方法で、効果的とは言えません。
なぜなら、家に帰ってからわざわざ名刺を取り出し、電話をしたりするのってハードルが高いです。
だって、面倒ですもん(笑)よっぽど気に入った女の子ならそんな手間もかけるかもしれませんが、それだったら場内指名すると思うんです。
なので、お客さんから「名刺に連絡先書いておいてよ」と特別リクエストがない場合は、「連絡先教えてえもらってもいいですか?」と、積極的に入手するようにしてください。これも一つのチャンスです!
まずはお礼のメール!
フリーでついたお客さんや指名してくれたお客さんの連絡先を聞きだし、お礼のメールを送ります。
一般的には、翌日などではなくその日にお礼連絡をすると良いとされています。
ただし、急ぐあまりやっつけ仕事のようにさっさと送るだけでは、ちょっと工夫が足りません。内容も大事ですが、まずはメッセージを送るタイミングに気を付けてみてください☆
馴染み客でなくても、どの辺に住んでいるかという話題は結構頻繁に出るものです。
帰ってちょうど一息ついたかな、くらいのタイミングでメールやラインのメッセージを入れておくのがベストです。
男性ならお風呂も短時間でしょうし、お店を出て1~2時間くらいでメッセージを送る感じでしょうか。お風呂から上がってスマホを見たら、新着のメッセージがあった、というのが理想ですね。
メッセージを送るタイミングが早すぎて、駅まで歩いている間や電車に乗っている間だと、周りも騒々しいのでメッセージが頭に入りません。
文章はどこにでもよくある「今日は来てくれてありがとう……」から始まるわけですし、もしかしたら最後まで読まないかもしれませんね。
せっかく個別のメッセージを考えても、たいして効果はないというわけです。
しかし、一旦家に着いて静かな中メッセージを読むと、自分のことをより思い出してくれますし、余韻を感じてもらえます。
翌日でも良いのですが、自分に置き換えてみたらそれくらいのタイミングで来るのが良いと思いませんか?
キャバ嬢はサービスする側!
よくある恋愛マニュアルに「会った後はこちらから連絡しない」みたいな駆け引きテクニックが載っていたりしますが、それとキャバクラの営業を一緒にするのは間違いです。
まず、相手はお客さんなのですから、礼儀として来店のお礼を伝えなければなりません。
もちろん、「若い子にそこまで期待してない」というお客さんもいますが、変な恋愛マニュアルに則ってマナーを無視するのは“無難”ではありません。
変則的な営業が必要なお客さんにはそんな作戦もアリかもしれませんが、キャバ嬢はサービスをする側であって、相手にしているのはお客さん。
まずは基本の礼儀を忘れないでくださいね!