本音で行きます!キャバクラのお仕事とは…
キャバクラのお仕事って、どんなものをイメージしていますか?
「髪の色もネイルもメイクも何も言われなくて自由だし、キラキラかわいいドレスを着てニコニコしてたらいつの間にかお客さんに気に入られて、ドンドンお金が稼げちゃう!」
そんなイメージでしょうか?
確かに、そんな面もあると思いますし、実際そういう風に働いる子もいると思います。
でも、私に関しては正直なところ、「いつでも楽チン~♪」に働ける時ばかりではなかったです。
初日は、驚きと緊張の連続でした。
緊張は、ある程度誰でもすると思います。
「どんなお店かな?どんな女の子が働いているのかな?うまく接客できるかな?」などなど、人それぞれに不安なことはあると思います。
緊張のせいで、一番初めについたお客さんとは何をしゃべったか覚えていませんし、顔すら記憶にありません(笑)
驚きというのは、「キャバ嬢という仕事とはこういうことか!」と、実際に接客してみることで理解したことによる驚きでした。
実際に接客するまでは、キャバ嬢である自分にばかり意識がいっていて、具体的な仕事内容についてはあまりイメージできていなかったんです。
「仕事内容って、だからお酒を作ってトークするだけでしょ?」と思われるかもしれませんが、この“トーク”というのが思いのほか難しいんです!
だって、気の合う友達や、気になる男子とおしゃべりするわけではないんですから。
言ってしまえばこれは、お仕事として今まで興味接点の無かった人、つまり“今まで会話したことのないようなジャンルの人”とお話ししないといけないということです。
それは、変わった人・見たことの無いファッションの男性・ちょっと怖そうなおじさんなど、学生の時にはほとんど関わらなかった男性とおしゃべりして、さらに盛り上げて楽しんでもらわないといけないのです!
もちろん、高校生の時にバイトをした経験もありますから、“自分から積極的に関わらないような人”とも接する機会はありました。
しかし、それはかなり表面的な接し方で良く、極端な話目を合わせなくてもやり過ごせるくらいです。
でも、キャバクラは違います。
どんな風貌・年齢の男性であっても、ほめてチヤホヤして、「自分の方がほれていますよ」くらいの態度を取らなくてはなりません。
「なんでこんなダサイ人と話さなきゃいけないの?!」と心の中で思っていました(笑)
何の取柄もないタダの小娘が生意気な話ですが、その点に驚いたというか、ハッとしたのです。
自分はそこそこキレイななりをして働いているけど、結局相手は冴えない人達ばっかりで、おもしろくない、といった具合です。
18歳から夜の世界に飛び込んだ私は、その辺りをよく理解しておらず、体験入店の時点でかなりモチベーションが下がっていたのでした(笑)
しかし、こういう変なプライドがなくなり、仕事のノウハウを理解してくると、キャバ嬢という仕事がどんどん楽しくなりました。
もちろん楽しいことばかりではありませんでしたが、かなりハマって「キャバ嬢極めたい!」と思ったのは事実です。
自分が頑張れば頑張るほど、素直に評価されてお金もたくさんもらえるキャバ嬢というお仕事、ぜひ体験していただくことをオススメします!