銀座高級クラブで働くことの大きなメリットは、やっぱり「高給」ですよね！
銀座高級クラブのママやお姉さんの家に招待してもらった時、そのセレブぶりに唖然としたことを思い出します。

「銀座で稼ぐことができるようになると、こんな生活ができるのか…」と驚いたものです。

ゼロヘルプでもお給料をもらえます☆

「ゼロヘルプ」とはクラブで遣われる言葉で、「お客さんを持っていないホステス」のことを指します。
一見、ヘルプがゼロのホステスのように思われますが、そういう意味ではないんです。
もしあなたがお店に呼べるお客さんがいなかったとしても、ママやお姉さんのお客さんにヘルプとしてついて接客をすることで、日給が支払われます。

今はキャバクラでは「上がり待機」や「待機カット」が平気で行われます…。
つまり、「お店にはいてね！まあ給料は払わないからソファにでも座っておいてね！」というものです。

「そんな無茶苦茶な…」とひどいことのように思われますが、最近では比較的珍しくない光景でもあります。
一方銀座は好景気かと言われれば必ずしもそうではありませんが、やはり客層、お店の利益が違いますから、お給料を変にカットすることなく、出すことができるんです。

高給だから高級なものを身につけられる

銀座高級クラブで働いていると、やはりワンランク上の女になってゆきます。

一般の女性よりも細かなところまで気を配るようになるからというのが理由の一つ。
それから外見上も上質なものを身につける必要が出てくるからです。やはり身だしなみはとても重要で、働くうちに洋服にしろ着物にしろアクセサリーにしろ、いい加減なものを身につけるのを控えていくようになりますが、それには資金が必要です。
実際のところ高級クラブのお給料でないと実現がむずかしい、という面もあるため、高級クラブならではの金銭的な余裕と、自分の武装としての身だしなみの必要性がお互いに自分のランクを上げてくれるのです。

品のある高級が手に入る

ゴージャスな生活や、ぜいたく品ばかりで身をつつむことがよいことではありませんが、上質なものにふれるということは、あってもよい経験だとおもいます。

ただし、やりすぎは周囲から反感をかったり「勘違いした女」と見られるようになってしまいます。
かつての同僚の子で毛皮のコートばかりをこだわって購入している子がいましたが、お客さまからは「生意気そう」とか「似合っていない」と言われ、いつの間にか売上が落ちて姿を消していました。

これは極端な例ですが、高級志向も適度ではないといけないし、下品に見えるようなものはＮＧということなのでしょうね。上質なうえに上品な風格がただようようにしなければなりませんが、そうした他人を不快にしない品のあるおしゃれの方法を学べるのも銀座ならでは。
ママやチーママはそうして上品さを保っていたため、お客さまからの印象がよく、さらにたくさんのお客さまが来てくれるのだと思います。
そのようなよい循環をめざしたいですね。

銀座高級クラブで働いた経験は、私にとってかけがえのない大切な宝物です。
色々な体験をさせてもらい、心から感謝しています！
今回は、銀座高級クラブで働くと、どんなメリットがあるのか、ご説明しますね☆

やっぱり高いお給料

銀座高級クラブのお給料は、当然ながら高い！です。だって、銀座ですもの。高くないと困りますよね！（笑）
お給料は日給で支払われることが多く、一日働けば2.5万円以上もらえるのが相場です。
勤務時間は、だいたい２０時～２４時までの４時間ですので、長い訳ではありません。

キャバクラで一日働いてそのお金を手にしたいなら、未経験でスタートすると時給が3,000円くらいですから、８時間以上も働かないといけないのです！
これはなかなか大変です。

気遣いが上手になります

ママの周囲に対する気遣い、注意力は相当なものです。
例えばですが美容室でチーフクラスの人が、自分の髪をセットしながら話しかけてくれるけれど、フロアの指示も出さないといけないので、自分で振っておいた会話がおろそかになり、果てには目線も店内をキョロキョロと見回してしまっている、なんてことよくありますよね（笑）

高級クラブのママは、そんなみっともないことにはもちろんなりません。
そもそもキョロキョロとよそ見をし続けているのは当たり前に失礼にあたりますし、ママ自身の雰囲気も損なわれてしまいます。
見ていないようで、しっかりと店内のお客さまの動きを把握しており、さりげなく指示したりサポートします。

そういう行動を見ていると、自分も「今はこれが必要！」ということがわかるようになり、先回りが出来るようになります。
どんな環境・シーンにおいても、気遣いはできないよりできる方がよいに決まってますもんね☆

言葉遣いがきれいになる

エグゼクティブなお客さまは、やっぱりご年配の割合が高いものです。
なので、言葉遣いは非常に気をつけなければなりません。
軽いノリを求められることもありますが、いつも軽薄に聞こえるような言葉遣いは相手を不快にさせかねません。

たとえば「マジで」とか「ガチで」といった言葉は、それ自体使い方によってはおもしろいのですが、銀座の高級クラブには似合いません。
普段から遣わないようにしますので、日常的にそういう言葉を遣う習慣がなくなります。

度胸がつきます！

銀座クラブのお客さまは、誰もが知っている方や、テンションがかなり上がる方たちもたくさん来ます！
ママから「今日は〇〇さんがいらっしゃるのよ」と聞かされたとき「え！そんなの無理です！緊張します！」と何度帰りたくなったことか（笑）

しかしそうはいっても、自分はプロのホステスですし「緊張するから」といって接客をお断りするわけにはいきません。
いくら緊張しようとも、お客さまを全力でおもてなしするのがお仕事、銀座ホステスというものです。
そうして全力でおもてなしをするには、度胸がなければいけません。ビクビクしていては人を楽しませることなんてとてもできませんからね☆

そんな体験を繰り返すことで度胸もつき、どんなエグゼクティブな人とでも緊張を見せないように接することができるようになりますよ！

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